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zaimと連携したクックパッドの狙いを考察してみるお。

クックパッドのIR資料に「食に関する生活インフラ」として出資先のzaimが入っていたので、今後どう連携していくのか注目していましたが、まずは「特売情報の通知」という機能で連携を開始したようです。

クックパッドの「特売情報」と連携を開始しました

家計簿と特売情報の連携ってどういうこと?って思ってしまいますが、

「家計簿を付ける際、節約目的のなかでも特に関心が高いものの一つが食費になります。
またクックパッド株式会社が 2012 年 7 月に実施したアンケートでは、「新聞を購読していない」ユーザーが 37%となり、スマートフォン等での特売情報閲覧のニーズが高まっています。そこで今回、家計簿上で特売情報を確認できる機能を追加いたしました」

ということから、「家計簿をつける人は節約に敏感である」というユーザー象が浮かび上がってきます。つまり、特売情報を通知してくれることは「家計簿をつけるユーザー」にとってメリットが大きいということであり、zaimユーザーによってはいい連携になるのではないでしょうか。さらに、クックパッド的には「食に関わるサービス」でユーザーの囲い込みを強化することができるので、その後のプレミアムサービスへの誘導や、データ販売にもつなげることができそうですね。

zaimには、ユーザーがいくらの収入を得て、何にお金を使っているか、という情報が細かく、大量に蓄積されているはずです。どんな人にどういう食品・食材が売れているのか、という詳細なデータが手に入ることで、クックパッド自体が今後サービスを開発していく上で重要な判断材料になるし、企業に販売するマーケティングデータとしてもさらに価値あるものになる気がします。

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【超便利】資産管理サービスのMoney ForwordとMoneytreeを比較してみた


便利な資産管理サービスが増えてる!

ZaimReceRecoMoney ForwordMoneytreeなどの家計簿サービスや資産管理サービスのニュースを見る機会が増えて来ました。何の用途にお金を使ったのかを入力するタイプや、レシートをカメラで取ると、何にいくら使ったのかを判定し管理してくれるタイプなど、サービスによってお金の管理方法は様々。今回は、あまりの便利さに衝撃を受けたMoney ForwordとMoneytree、この2つのサービスを比較してみました。(2013年5月19日時点の情報です)

そもそもMoney ForwordとMoneytreeってどんなサービスなの?

自分の銀行口座やクレジットカードの番号をサービスに登録すると、自分の今持っている資産の総額、金額の推移、入出金の情報を計算してくれたり通知してくれたりします。保持しているすべての金融機関の口座番号や秘密の質問などを最初に登録しないといけないので最初は結構面倒なのですが、家計簿を付ける必要もなく何にどのくらいお金を使ったのか教えてくれるので、非常に便利です。2つのサービスにそれぞれ特徴があるので、ちょっと説明します。

WEBでも使えて金融機関の数が豊富なMoney Forword



Money ForwordはWEB、iPhone、Androidアプリに対応しています。サービスを利用するために必要な金融機関登録は、口座番号や秘密の質問・その答えの入力が結構面倒です。スマートフォンだと挫折してしまいそうになるので、これはやはりWEBのキーボード入力が便利。

また、対応している金融機関のカテゴリと数が豊富なのがMoney Forwordの大きな特徴です。銀行、クレジットカードだけでなく証券、投信、FX、年金、電子マネー、ANAマイレージやTポイントなどの各種ポイントにも対応しており、散らばってしまう資産情報を一元的に管理できます。また、資産に変動があるとアラートメールを送ってくれるので、給与や経費が振り込まれたタイミングが把握できたりします。

発展途上だがアプリのUIが優れているMoneytree



Moneytreeは現在iPhone、iPadアプリに対応しているようで、UIは特に素晴らしい出来です。アプリをインストールしてチュートリアルから利用開始までの流れがとてもキレイだったので、おそらくUXをしっかり考えられる良いデザイナーさんがいるのかな、なんて思います。対応している金融機関のカテゴリは銀行、カード、電子マネーのみで先行してリリースしているMoney Forwordと比較するとまだまだ発展途上です。ただし、Money Forwordと比較すると、お金を何の為に使ったのかという費目の判定精度はMoneytreeの方が高い気がしており、非常に重宝しています。

で、どっちがいいの?

個人の好みに寄りますが、投資をやっていたり、たくさんの金融機関を使っていてしっかり資産管理をしたい人はMoney Forwordがオススメです。逆に、投資はしないけど、何にいくら使ったのかを細かく見たいアプリユーザーにはMoneytreeがオススメかなと思います。Moneytreeはリリースしてからまだ日が浅いので、これから間違いなく金融機関の種類が増えるでしょうし、便利な機能も追加されていくはずです。この手のサービスは一度使い始めると他のものに切り替えるのが面倒なので、自分に合ったサービスを選択してください。

photo credit: Andres Rueda via photopin cc