Monthly Archives: 4月 2015

TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2015年3月編)


どうやらBen Horowitzの書いたa16zに関する書籍の日本語版が出版されるらしく、いよいよイーロン・マスクやピーター・ティールのようにa16zに対する日本の認知度が上がるかもしれないなーと思う今日この頃。このブログも検索流入が増えるといいな。

TOP of ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの投資実績(2014年7月編)
TOP of ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの投資実績(2014年8月編)
人工知能ミニカー、ノマド向け検索エンジン他Andreessen Horowitzの投資実績(2014年9月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2014年11月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2014年12月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2015年1月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2015年2月編)

3月はステルスモードや難解なデータ処理系スタートアップに多く投資しており、明確な情報が書けず辛かったのですが、トータル8件の投資実行となったようです。

ToutApp(シリーズB投資)

営業担当者が見込み顧客に送るメールがきちんと開封されたのか、開封されたならそれはいつなのか、添付ファイルやリンクがどのように読まれたかを追跡するサービスを開発。機能的にはトラッキングだけでなくCRMとの連携やチーム間でのコラボレーションもできるとのことで、メールを軸としたマーケティングオートメーションのサービスとして理解した方が良いかも。ユーザー企業としてDropboxやoDesk、mixpanelなどがサービスを利用しているようです。

Alation(シリーズA投資)

2012年創業、元Googleのエンジニア、元Appleのデザイナー、元オラクルのVPが立ち上げたビッグデータ系スタートアップ。「企業に存在する膨大なデータを見つけやすく、使いやすく、理解しやすくする」ためのサービスを開発しています。先ほどWebサイトがリニューアルし、サービス利用企業が掲載されているのですが、ebay、Square、hipmunkなどがAlationのサービスを導入しているとのこと。

21 inc(シード?投資)

ステルスモードのビットコイン系スタートアップ。ステルスなのに$116Mという巨額の調達している状況とa16zの他にPaypal創業者のPeter Thiel氏、Dropbox CEOのDrew Houston氏という支援者のラインナップから非常に有望なスタートアップ感が漂っています。ちなみにこの21 incですが、a16zのGeneral PartnerであるBalaji Srinivasan氏がCo-founderを務めています。Srinivasan氏は2014年9月に出資したTeleportのCo-founderも務めているのを見ると、こういうスタイルが流行ってるのかな。

Highfive(シリーズB投資)

ビデオカンファレンスのサービス&デバイスを開発するスタートアップ。高品質な画質と音声が売りらしく、デバイスに使われているビデオカメラは1080p対応とのこと。このデバイスだけでなく、タブレット、モバイル、PCといったデバイスでもカンファレンスを行うことが可能。ユーザーとしてZenefitsやSlackが利用しており、投資家陣もBoxのAaron Levie氏、DropboxのDrew Houston氏、SalesforceのMarc Benioff氏が参加していたり非常に豪華。従来の据え置き型カンファレンスシステムと比較するとコストメリットがあるようなのだけど、1台の利用に月額$799が掛かる模様。これだけ多くのトラクションを獲得している理由はちょっとじっくり見てみないと分からないかも。

Pinterest(シリーズG投資)

言わずと知れたPinterestなので特に書くことはありませんが、意外にもa16zは2011年のシリーズBから今回までずっとフォローオンで投資に参加しています。知らなかった。

Tachyon Nexus(シリーズA投資)

3月の投資案件はステルス系スタートアップが多めで辛いのですが、こちらも情報が少ないビッグデータ処理系のステルススタートアップ。UC Berkeley AMPLabというビッグデータ関連研究室発のオープンソースプロジェクトであるTachyonを軸にした商用システムを開発しているようなのですが、今のところ詳細は不明。

Cyanogen(シリーズC)

Androidをカスタマイズしたスマートフォン/タブレットデバイス向けのOSを開発するスタートアップ。パフォーマンス、信頼性、カスタマイズ性に優れたOSであり、全てのソースコードを開発者やハードウェアメーカーに公開しているとのこと。Tencent、Microsoft、Twitter、Qualcomm、Telefonicaといった多くの事業会社が今回のラウンドに参加しているのはコミュニティの影響力を強めたいという思惑があったりするからなのかな。ちなみに社名の読み方は「サイアノジェン」らしいです。

Improbable(シリーズA投資)

VRゲームなどの大規模なシュミレーションを開発するためのバックエンドを担うサービスを開発するロンドンのスタートアップ。正直サービスの内容は全く分からないのですが、a16zでOculusに初期段階から投資を行ったVRマニアのChris Dixon氏が今回の投資を期にボードメンバーに入ったとのこと。領域や座組み的にOculusを手元に置くFacebookが1〜2年後に買収しそうな気がするスタートアップ。

運営中のFacebookグループ(B2Bスタートアップに興味がある方はぜひ)