TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2015年1月編)



昨年の7月から追いかけ始めたAndreessen Horowitz(以下a16z)の投資実績ですが、こうして眺めて見ると結構なボリュームになってきました。

TOP of ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの投資実績(2014年7月編)
TOP of ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの投資実績(2014年8月編)
人工知能ミニカー、ノマド向け検索エンジン他Andreessen Horowitzの投資実績(2014年9月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2014年11月編)
TOP of ベンチャーキャピタル Andreessen Horowitzの投資実績(2014年12月編)

年末の投資件数は控えめなa16zでしたが、年明けから一気に10社投資を実行しています。

Percolata(シード投資)

最近盛り上がっている分野のひとつ、実店舗内に設置するセンサーと分析システムを開発しているらしいステルスのスタートアップ。ストアの来店客数を予測したり、最適なスタッフ配置やスケジューリングを提案してくれるとのこと。今回のa16zと同じタイミングでGoogle Venturesも投資を実行しています。サイトを見る限りユニクロ、セブンイレブン等の大手小売チェーンが導入している模様。シードのサービスなのにスゴイ。

Soylent Corporation(シリーズA投資)

生きるために必要な栄養素が全て含まれているらしいプロテイン風の栄養食品「ソイレント」を開発するスタートアップ。a16zはシードから投資しており今回はシリーズAでのフォローオン投資。ソイレントさえ摂取すれば生きていけるとしても日々の食事を代替していくイメージが起きないので、忙しいときのカロリーメイト的な役割や非常時の栄養源といった活用の仕方になるのかな。固形にしてコンビニで販売すれば日本でも流行るかも。

Skydio(シード投資)

以前a16z投資スタートアップとして取り上げたAirwareはドローン用のOSを作っているスタートアップですが、Skydioはドローン用のナビゲーションシステムを開発するスタートアップ。ドローンが安全に飛行できるための技術を持っており、創業者はGoogle Xのプロジェクト出身とのこと。ドローン用のOSと飛行技術ときたら次はドローンセキュリティ的のスタートアップに投資しそうな気がしています。

Stack Exchange(シリーズD投資)

大規模なコミュニティサイト郡を運営するスタートアップ。一番馴染みがあるのは先日日本語版もオープンしたエンジニア向けQ&AサイトのStack Overflowで月間8,000万人のユーザーを抱えているらしい。海外のエンジニアリクルーティング系サービスでは、Stack Overflow内で蓄積したスキルや知識をそのエンジニアの履歴書代わりに登録できたりするので、コミュニティへの参加インセンティブが高いサービス。

Coinbase(シリーズC投資)

bitcoinのウォレット&決済を担うスタートアップ。先日アメリカの24州から認可を受けた取引所をオープンしたとのこと。値動きが激しすぎるbitcoinはまだ触ったことのないので何とも言えないのだけど、取引コストがゼロになることで自分たちの生活がどのように変わっていくのか、まだあまりイメージを持てていないんだよなぁ。触れば印象が変わるかもしれないけど。

Distelli(シリーズA投資)

SaaSのデプロイ支援ツールを開発。AWSやGoogle Compute Engine等、サーバーの環境によらずアプリケーションを簡単にデプロイすることができるらしい。AWSで9年間エンジニアとして働いた方がファウンダーとのこと。先日、a16zは注目する16つのテーマをブログに書いていましたが、DistelliはそこでいうDevOps系に該当するスタートアップになるかと。

Ringly(シリーズA投資)

指輪型のウェアラブルデバイスを開発。日本のRingやOZONのようなものかと思いきや、スマホと連携し電話やメールが来ていることを光や振動で教えてくれる通知用のデバイスらしい。デザインは思いっきり女性向けで、確かに女性はスマホをポケットでなくカバンに入れることが多いので、その部分においては課題の解決になるのかな。ちなみにCEOはデザイナーとしてのキャリアが長い女性が務めています。

TransferWise(シリーズC投資)

「海外送金版スカイプ」と呼ばれる、ユーザーの手数料負担を大幅に引き下げた金融サービスを提供。通常、A国からB国へ送金するには銀行が間に入る必要があるため、高い手数料が発生するが、同じタイミングでB国からA国へ送金する人をTransferWiseでマッチングすることで銀行を介さない取引を実現可能。ちなみに、英ファイナンシャル・タイムズ紙では「金融機関の事業モデルを変える」と評されていたりして、仕組みはシンプルなんだけどインターネットっぽくてとても好きなサービスです。

Earnest(シリーズA投資)

3万ドルまでの少額ローンを低金利で受けることができるfintech系のスタートアップ。テクノロジーと借り手の周辺情報を活用し、貸し倒れのリスクを減らすことで金利を下げるというアプローチ。審査プロセスにはLinkedInのアカウントを使い、教育環境や現在・将来の収入、お金の使途といった情報をオンラインで提出し、合格すればお金が振り込まれる仕組み。同様の仕組みで学生ローンに特化したサービスも運営しています。

Ripple Labs(シリーズA)

bitcoin2.0と呼ばれるジャンルである仮想通貨Rippleの技術開発を行うスタートアップ。bitcoinはその仕組上、決済が完了するまで10分程度時間がかかるのだけど、Rippleは一瞬で決済が完了するらしい。また、ボラティリティの高いbitcoinと比較すると、価格の安定性もRippleの特徴とのこと。Google Venturesも同じタイミングで投資。



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