スマホ乗り換えによるサービスのリリースラッシュが落ち着いたことで、スマホ領域の特にコンシューマー向けにおいては爆発的にユーザーを延ばす新規サービスが出にくくなっているように感じます。もはや新しいアプリを積極的に探さないし、必要なサービスは揃い始めている。
今後どんなサービスが流行るかはまったく想像できないのだけれど、近年流行してきたサービスって当たり前っちゃ当たり前ですがお金の掛かる体験を無料化するものが多かったなーと改めて思ったのでメモがてら書いておきます。
娯楽コストの負担
多くの場合、新しいサービスは若者から広まっていく。そして若者の大多数は日常的に使えるお金が限られているわけです。彼らが日頃お金を払って得ている娯楽的体験をサービス提供側がコスト負担することで、以下のようなサービスは爆発的に普及したなぁと。
・電話代の無料化 :LINE
・ゲーム代の無料化:ソシャゲ(とはいえハマると課金)
・マンガ代の無料化:無料マンガアプリ
・雑誌の無料化 :キュレーション系各種サービス
うーん、最後のはちょっと微妙かも。あと少し違うけど、そういえばノハナのフォトブック無料も大きなインパクトを与えました。また個人事業主や法人向けサービスだけれど、無料インスタントEC製作サービスのBASE、Stores.jpと手数料無料の決済代行サービスSpikeも有料サービスでは考えられないスピードで順調にアカウントを増やしています。
特にコミュニケーション領域はサービスが飽和しているので、何か新しいサービスを考えている人は、お金を払うことに疑いすらもたないコト・モノをあえて「無料化」してしまうという切り口で色々企画を練ってみるのもよいかもしれません。