TOP of ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitzの投資実績(2014年7月編)



先日行われた「サイボウズ超会議」に僕も参加してきたのですが、Yahoo執行役員のおざーんさんこと小澤さんのお話を聞き色々と衝撃を受けました。

行けなかった人のためのサイボウズ超会議「B2Bの未来とロジカルシンキング」強化メソッドまとめ

このまとめには載ってませんが、小澤さんがYahooでVCを始めるときにアメリカのトップVC10社のポートフォリオを全て分析したとおっしゃっていたので僕もそれに習ってみようかなと。

いきなりVCの全ポートフォリオを見るのはしんどいので、ひとまずナンバー1との呼び声高いAndreessen Horowitz(以下a16z)の投資実績を毎月追いかけてみようかと思います。8月も半ばに差し掛かっているけれど、7月分の投資一覧とその概要は以下のとおり。

Genius(シリーズB投資)

Y combinator採択のRap Geniusから改名したスタートアップ。もともとはRapの歌詞の掲載と解釈をユーザーが投稿するサイトとしてスタート。最近ではRockや他のジャンル音楽の情報やスポーツや歴史の情報なども掲載するようになっている。a16zにとっては2012年の10月のseries Aに続き2回目の投資。歌詞サイトになぜこんなにも資金を集められているのかピンと来ていないけれど、Wikipediaの再発明的なポジションとして期待されている模様。ちなみにa16zパートナーのBenがRap中毒らしい。

TradeBlock(Seed投資)

Wall Street Journalには”Bloomberg for Bitcoin”と紹介されている、いわゆるBitcoin関連スタートアップ。個人投資家向けに相場の分析ツールを提供しており、Bitcoinの相場やBitcoin関連の情報をアグリゲーションしている。また、有料プランでは投資家向けに高度な分析ツールや情報交換のコミュニティも提供している。こちらもY combinator採択スタートアップ。

Airware(シリーズB投資)

商用ドローンのOSを開発するハードウェア&ソフトウェアスタートアップ。農業や自然環境調査、物流など活用の用途が広がるドローンだが、通常、ドローンの製作にはハードもソフトもスクラッチでの開発が一般的だった。Airwareのハード&プラットフォームを活用することでカスタマイズのコストを劇的に下げられる。Airwareのプラットフォームはドローンの自動操縦や各種センサーを相互に接続するハブの役割を果たす。こちらもY combinator採択スタートアップ。

PagerDuty(シリーズB投資)

システムのダウンタイム削減のためのSaaSプロダクトを開発。AWSやNagios、NewRelicなどサーバーやモニタリングツールの情報を集約し、エラー状況を監視したり、エラー発生の際には管理者にメールや電話でアラートを飛ばすことが可能。アラートは条件設定が可能で、「●●の状態になった場合は現場担当を経由しCTOまでアラートを出す」といったことも可能らしい。Pinterest、GREE、Airbnb、Path等大量のユーザーを抱えるサービスがクライアントとして利用中。こちらもY combinator採択スタートアップ。

ということで、7月はB2C/B2Bそれぞれ2件ずつ、計4件の投資が明らかになっています。4社いずれもY combinator採択スタートアップなのが驚き。また、シードのTradeBlock以外は全てフォローオンの投資で、これが多いのもa16zの投資の特徴な気がします。次回の8月分は9月上旬に更新しようかと思います。



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