Monthly Archives: 5月 2014

BuzzFeedにもシード投資するSoftBank Capitalのポートフォリオが興味深い


直近ではAlibabaのIPOでしょうか。ソフトバンクといえば海外企業の投資や買収で大きく躍進してきた”目利き”のイメージがありますが(昔の調べるおさんの記事)、USで展開するCVC(=Corporate Venture Capital)のSoftBank Capitalの投資先一覧を見ると、こちらもなかなか面白いスタートアップが揃っています。

SoftBank CapitalはWebサイトによると、アーリーとグロースステージでそれぞれ、モバイルのアプリとデバイス、Eコマース、オンライン広告、ソーシャルメディア、ゲーム、クラウドのエンタープライズサービスにフォーカスして投資しているとのこと。

投資メンバーは一人くらいいるかと思った日本人もおらずガチな感じ。投資先一覧はCrunchBaseの方が詳しいですが、個人的に気になったSofBank Capitalの投資先をピックアップします。

SofBank Capital投資先(一部)

●BuzzFeed
概要:バイラルメディア
創業時期:2008年
投資時期:2008年〜
投資ラウンド: Series A,B,C,D
日本でバイラルメディアが注目されてきたのは今年に入ってからですが、2008年のBuzzFeed創業直後から投資しており、その後増資のタイミングで必ず追加投資し続けています。

●Criteo
概要:リターゲティング広告
創業時期:2005年
投資時期:2012年9月
投資ラウンド:Series D
フランスアドテクの雄Criteoにレイターステージで$40M投資、その後すぐに上場しています。

●flightcar
概要:空港駐車中に自分の車をレンタルできるC2Cサービス
創業時期:2012年2月
投資時期:2013年4月
投資ラウンド: Seed
シェアリングエコノミーの代表的サービスflightcarにSeedで投資。このflightcarは空港に車を停めて使わない時に他人にレンタルすることで収入を得られる素晴らしいサービス。

fitbit
概要:フィットネス/ヘルスケアのウェアラブルデバイス
創業時期:2007年10月
投資時期:2013年10月
投資ラウンド:Series D
ソフトバンクBB販売で日本にも上陸したfitbit。日本ではソフトバンクのクラウドにのみ活動ログが送信されるという謎の仕様でしたが、販売から数ヶ月後SoftBank Capitalによる投資がされています。

●flashnotes
概要:講義ノートのマーケットプレイス
創業時期:2009年
投資時期:2014年3月
投資ラウンド: Series A
大学の講義ノートを生徒同士で売買できるサービスということで少し前に記事が日本でもバズった気がするflashnotes。創業から5年目のSeries Aで投資しています。

●zynga
概要:ソーシャルゲーム
創業時期:2007年7月
投資時期:2010年6月
投資ラウンド: Series B
2011年にIPOしたZyngaですが、こちらも上場前の最後にラウンドに投資しています。

●GILT Group
概要:会員向けEコマース
創業時期:2007年
投資時期:2011年5月
投資ラウンド: Series E
日本でも展開されている会員向けラグジュアリーブランドECのGILTにレイターステージで投資。

●The Huffington Post
概要:オンラインメディア
創業時期:2005年
投資時期:2006年〜
投資ラウンド: Series A,B
日本でもお馴染みのThe Huffington Postですが、結構初期に投資しており、その後はTechCrunch等を傘下に持つAOLに買収されています。

●techstars
概要:シードアクセラレーター
創業時期:2006年
投資時期:2011年
投資ラウンド:不明
スタートアップ投資育成と企業向けにインキュベーションプログラムを提供するtechstarと同様、betaworksにも投資しているのがなかなか興味深いです。

ということで

9個の投資先をピックアップしてみましたが、fitbitの例を見ると、これらの投資先がソフトバンク主導で日本へ展開する可能性があるかもしれません。噂されているBuzzFeedの日本上陸もソフトバンクのサポートだったりして。個人的にはSoftBank Catipalが孫さんとどんな感じで情報を共有しているのか気になりました。

個人で開発中のサービス→α版参加募集中!ツール選びに悩んだらtoolbase

「スマホ×旅行の勝者を目指す」ーーオーダーメイド旅行プラン製作のtabikulがローンチ

せっかく旅行に行くのであれば、自分に合った最高の体験をしたいという人は多いはず。旅行のプランを考えるのは楽しいのだけど、情報が点在していて調べるのに手間がかかるし、ガイドブックに載っている情報はありきたり。できれば現地の人が通うお店やスポットに行きたいけれど・・・と誰でも1度は考えたことがあるのでは。

そんな自分に合ったオーダーメイドの旅行プランを作ってくれるサービス「tabikul」が本日ローンチしました。開発したのは音声クラウドソーシング「Voip!」で有名なGrood。Voip!を通じて個人が持つ力の大きさを実感し、今回のサービスを開発したとのこと。代表の原口さんにお話を聞いてきました。

「旅コンシェルジュ」が作るオーダーメイドの旅行プラン

tabikulは自分に合ったオーダーメイドの旅行プラン作成からホテルや航空機の手配まで行ってくれるサービス。スマホやパソコンから「こんな旅行がしたい!」という見積依頼を行うと、旅行先の現地滞在・旅行経験者がオーダーに沿った旅行プランを72時間以内に提案してくれます。

旅行プランは現地に住んでいる方や現地への旅行経験がある「旅コンシェルジュ」が作成するため、現地の情報に基づく最適のプランを提案してもらうことができます。

旅コンシェルジュは下記の画像の通りかなり細かいプランを立ててくれます。チャット機能もあるため、コンシェルジュが立てたプランの詳細を聞いたり、より細かい要望を出しながら旅行プランを調整することも可能です。

スマホ×旅行の勝者を目指す

旅行業者の取扱高ベースで年間約6兆円、旅行消費額を含めると20兆円を超える巨大な旅行市場。多くの旅行代理店は提携先の航空会社やホテルから組み合わせた旅行プランを提供していますが、新興のLCCと契約できていなかったり、移り変わる旅行者のニーズに応えきれていないところが多いようです。

また、旅行サービスのスマホでの閲覧比率が年々増加している中、既存サービスのスマホ対応が遅れており、「スマホ×旅行」の切り口では勝者不在の状況であると原口さんは言います。

リリース時点で利用可能なのはフランス・イギリス・イタリアへの旅行のみですが、エリアはすぐに拡大してくれるはず。このサービスでまずは20-30代の女性をターゲットとしつつ、将来的にはシニア旅行や出張等多くのシーンでの利用を想定しているとのことですが、旅行に特別な体験を求めるユーザーのニーズに応えてくれそうな、聞いていて非常にワクワクするサービスでした。

tabikul

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