Monthly Archives: 2月 2014

Viberが楽天に買収されたので主要SNSのアクティブユーザー数を並べてみる


数年前、無料通話アプリとして友達に教えてもらい、LINEが普及する前は使っていた記憶のあるViber。楽天に9億ドルで買収されましたね。ニュースによると登録ユーザー数3億、アクティブユーザーは1億らしい。この規模感を主要SNSのアクティブユーザー数と比較することで視覚化してみました。(各サービスでユーザー数の発表時期が異なるので、参考まで)

本当はLINE含め他のサービスも比較に入れたかったのですが、アクティブユーザー数が公表されていなかったので、このラインナップでご容赦ください。昨年Pinterestにも出資した楽天は、SNS領域で月間1.7億ユーザーからトラフィックを引っ張ってくることが可能ってことになるのかな。

Viberの社員数を調べていたのですが、正確な数値は見当たらなかったので、Linkedinのデータから130人程度と推定。月間アクティブユーザー1億人を130人の社員で対応すると、社員1人あたり769,230人をカバーする計算になります。

これでも十分すごいのですが、圧倒的なのがWhatsApp。

4億ユーザーを50人の社員で回しているらしいので、一人あたリ800万ユーザーの計算。WhatsAppは広告のビジネスをしておらず、年間99セントをユーザーに課金するというマネタイズの方法を取っています。50人で大量のトラフィックを捌きつつ、ビジネスも成功させるってとてつもないことな気がするんだけど、一体どんなオペレーションなんだろう。

と、最後はWhatsAppの話になってしまいましたが、世界を相手に勝負を挑み続ける楽天ってやっぱり格好良いなぁと思いました。


「Facebookの次」を考える為にネットを使ったコミュニケーションを整理してみた


コミュニケーションってヒトの本能的な欲求だと思うんですよね。

インターネットのおかげで手軽に多くの人とコミュニケーションを取ることができるようになっているけど、年齢や環境の変化で人間関係がアップデートされるように、主要なSNSも移り変わっていくのは仕様がないと思っています。

「Facebookはもうクールじゃない」とか「LINEの既読って疲れる」といった話題を目にする度、将来どんなコミュニケーションが主流になるんだろう?と最近よく考えます。

そこで、インターネットでコミュニケーションが取れる各サービスの状況を俯瞰的に見るためにマッピングしてみました。

ごちゃごちゃした図になってしまいましたが、横軸はテキスト、写真、音声、動画などコミュニケーションの手段を表しており、右に行くほど伝えられる情報量が多いです。例えば、手紙より電話、電話より実際に会った方が短時間に多くのことを伝えられることを想像してみると理解がしやすいはず。

縦軸はコミュニケーションを取る人数を表してます。1対1、グループ内でのコミュニケーション、オープンなコミュニケーションのだいたい3つがあるかと思います。

この図を眺めてみると、情報量と手間が少ないコミュニケーションはアクティブ率が高い傾向にあるように思えます。動画チャットや電話よりもメールの方が気軽だし、文章よりLINEのスタンプはスタンプだけでラリーが続くほど気軽にコミュニケーションが取れるような感覚がします。

今のところ、SNSの主要収益モデルは広告で、広告の売上を増やすためにはユーザー数とアクティブ率、あとはターティングのためにユーザーのデータなんかが重要です。IPOしたFacebookやTwitterがいる左下の領域は、繋がれる人が多く、アクティブ率が高いサービスが所属する領域。

ここ最近は、左上の領域の主にメッセンジャー系サービスが成長してます。クローズドなサービスはネットワーク効果が働きにくいけど、炎上や遠慮が少ない気軽なコミュニケーションが取れるので、今後の主流になっていくのかも。

また、動画系のサービスも注目され始めていて特に、ツイキャスやVineは認知度がかなり上がってきているように思えます。昔は動画ってハードル高いよなーと思っていたのですが、これらのサービスが普及し自分を動画に映し人に見せる心理的コストが下がると、今後、Undaのような1to1の動画コミュニケーションサービスも一般化するかも。

これからさらに、ハードウェア、特に新しいウェアラブルデバイスが出てくることで、どんなコミュニケーションが生まれてくるのか、引き続き見守っていきたいと思います。

個人で開発中のサービス→α版参加募集中!ツール選びに悩んだらtoolbase

「誰でも売れる」の次は「誰でも作れる」かもしれない。Andreessen Horowitzが投資するTeespringが面白かった


2013年は誰でも簡単にECサイトが開設できるBASEやStores.jpみたいなサービスが盛り上がりましたね。

簡単にネットショップを開設できることで、従来よりもオンラインでモノを売るハードルが下がりましたが、まだまだ「売れるものがない」という人が多いのではないでしょうか。3Dプリンタの登場でモノづくりのハードルも下がった的なことが言われてますが、それでもまだ一般人が乗り越えるには高めのハードルです。

そんな中、先月くらいにAndreessen Horowitzが投資していたTeespringというサービスが面白かったので軽めに紹介します。

誰でも簡単にTシャツが作って、売れる


最初にユーザー登録も必要なく、いきなりTシャツ作成画面からスタート。Tシャツの色や形を選んで、表面・裏面に好きなデザインを入れることができます。デザインも画像をアップロードするだけだし、テキストもフォントと色を選んで入力するだけ。なんか楽しい。右下は1枚あたり作成に必要なコスト。Tシャツの種類を変えたりすると、コストが変化します。

左上のSales Goalは、目標販売数。その下の1枚あたりの販売金額を入力すると、下に出てくるのは全て販売できたときに手にできる利益の金額。このTシャツを売り切ると$252の儲けが出る計算です。で、さらにおもしろいのが次。

在庫を抱える必要がない


実はこれ、クラウドファンディングのような仕組みになっていて、予め売上目標枚数を達成する購入希望があったときのみ製造されるようになっています。通常の商売は仕入れなり、製造コストなりのリスクを売り手が背負うのですが、この仕組みを使うとニーズがなければそもそも作らないので在庫を抱える必要がありません。

おもしろいなー、これ。この方法はTシャツ以外にも応用できそう。