DeNAとmixiが改めて注目するクローズドSNSという分野とその難しさ


DeNAからCycleというアプリがひっそりとリリースされていました。

写真をシェアするグループを作成し、そのグループ内で写真を順番にシェアしていくという新しい交換日記のようなサービスで、実験的な香りはするにせよなかなか面白い切り口だなぁなんて思いましたが、そういえば、最近mixiもcloseに出資したり、Plannahという思い出を限られた人たちで共有するサービスをリリースしたりとタイミングが重なっているせいか、いわゆる「クローズド」なSNSが注目されているのかな、なんて思っています。

クローズドSNSの難しさ

FacebookやTwitterが一般の人に浸透して久しいですが、友達の数が一定数を超えてくると、投稿する内容に気を使ったり、「あいつ俺の送ったLINEは既読にしないのにFacebookは更新しやがって」なんていう面倒ごとが増えるのは多くの人が感じる通りで、気兼ねないコミュニケーションがとれる場所が欲しくなるのは当然の流れかと思われます。

Pathはそんなニーズに答えることができるサービスですが、感覚値としてはITリテラシーが相当高い人でないと認知すらされていないサービスなのではないかと思ったりしています。

クローズドのサービスの難しさはまさにそこにあって、FacebookやLINEのように「あの人が使っているから自分も使う」というネットワーク効果が限定的にしか作用しないのですよね。

なので、クローズドSNSという分野においてはデファクトのサービスは存在せず、ターゲット特化型や利用シーン特化型のサービスがいくつかできて、ユーザーは自分の状況に合ったものを選択し利用する、という状態になりがちです。

その一つ一つのサービスはクローズドなだけあって大量のユーザーを獲得するのは難しく、市場性を見誤ったり利用の必然性が乏しいサービスはいずれマネタイズ面で課題にぶち当たり、サービス運営に力を入れることができなくなり、やがてユーザーはFacebookやLINEなどの大型サービスに回帰していく、という状況になりそうな気がしております。

これはクローズドSNSが抱える宿命みたいなものだと考えていますが、心地よい安心してコミュニケーションがとれるサービスはやはり必要だと思うので、「これ!」というサービスが出ればいいなと思っているのでした。

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