【市場規模600億円】日本でも展開できそうな海外農業系スタートアップを調べてみた


少し前のレポートになりますが、2020年には日本の農業のIT化市場は600億円になると言われているようで、農業に関わる流通など周辺の市場も含めるともう少し大きな規模になるのではないかと思っています。

農業を始めとする第一次産業にITで貢献できる余地は多そうですが、日本の農業系スタートアップはまだまだこれからのようなので、海外で立ち上がっているサービスをいくつか調べてみました。

酪農家向け経営管理ツール:Farmeron

1,000以上の酪農家が使っている酪農家向けの経営管理ツール。買っている牛の情報を管理したり、餌のコストと牛乳の生産量から生産性を分析し、蓄積されたデータから効率的な酪農家の経営を支援することができる。

農作物生産管理ツール:AgSquared

5,000を超えるユーザーが登録している、農家のための農作物生産管理ツール。
農作物ごとに生産計画を立案し、実績を記録、結果をレポーティングするというPDCAサイクルを回し、効率的な農作物の生産の手助けとなる。勘と経験に左右されがちな農作物栽培についてのノウハウをストックできる。

農作物生産管理ツール:FarmLogs

同じく農作物の生産管理ツール。見た感じ、使いやすそうなUI。日本でもメーカー系のベンダーが生産管理ツールを作っているみたいだけど、機能とUIが複雑でリテラシーが低めの人にはハードルが高いかもしれない。こういう専門ツールの開発にはノウハウの集積が必要だと思うけど、ユーザーに「使いにくいと思わせない」が大事なポイントになるので、スタートアップにも参入の余地はあるかも。

食肉売買プラットフォーム:AgLocal

地域の畜産農家とレストランや卸売業者をマッチングし、オンラインで食肉の売買ができるプラットフォーム。畜産農家はプラットフォームを通じて生産した食肉をレストランや卸売業者に販売することができ、レストランは信頼できる畜産農家を簡単に探し、注文することができる。

番外編:Freight Farms

日本では微妙かもしれませんが、面白かったので番外編として。
野菜が栽培できるコンテナを製造し販売するスタートアップ。コンテナなので作った農作物をそのまま輸送できる。コンテナをおけるスペースさえあればどこでも農作物を栽培できるようなので、空いている土地を有効活用する手段として、もしかしたら日本でも可能性はある・・・かも?w

まとめ

一部を除き、農家のIT活用はまだまだのはず。となるとこういったサービスを作ってもユーザーの獲得にとても苦労しそうですが、辛抱強くノウハウを集めたところが数年後のデファクトになりそうな分野かな、と思いました。

レポートを見る限りでは、日本国内の市場規模はそれほど大きくはないですが、国内である程度の地位を獲得できれば、海外への横展開がやりやすい分野なのかな?素人考えではそんな風に思ってしまいますが、国々ではそれぞれ事情が違うかもしれないので、その当たりは詳しい人に聞きたいところです。

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