リクルートの写真アプリ「cameran」のブランド化で気付いたソーシャルアプリの今後について


スマホを持つようになってから、撮る写真の枚数が格段に増えました。

写真なんて、昔は旅行に行ったときとか、特別なイベントがあったときぐらいにしか撮らなかったのですが、SNSのおかげで日常のふとした風景もスマホに収めてしまう癖がつきました。

おそらく、2013年現在は人類史上最も写真が撮られる年になるでしょうし、来年も再来年もその記録は更新していくだろうと思います。大量に撮る写真は、思い出を残すためでなく、「今、何が起きているか」を知らせるために目的が変容しており、写真はもはやコミュニケーション手段なんだなと強く感じています。

テクノロジーの進歩により、人の行動に変化が生じると、ぽっかり空いた新領域を埋めるサービスが登場してきます。

スマホ普及初期に大量に登場した写真共有サービスはその代表例で、instagramのようにノンジャンル型の写真共有サービスや、女子特化型のSnapeee、グルメ特化型のSnapDishなど、色々な写真共有サービスが一気に登場して、スタートアップ業界では写真共有アプリが一つのトレンドになってたような気がします。

ブランド化するcameranとソーシャルアプリの今後

写真家の蜷川実花さんとのコラボレーションで生まれたリクルートの「cameran」は、色彩の鮮やかな蜷川さん風の写真を撮れることで一気にユーザー数を増やし、その後SNS化してユーザーがcameran内でコミュニケーションをとれるようになりました。

さらに、女性誌とタイアップして雑誌の表紙みたいなコラージュ写真が作れるcameran COLLAGEや、ローカルに保存している写真を日付で整理してくれたり、写真袋のように友達と簡単に写真をシェアすることができるcameran ALBUMと、リクルートは女子向け写真サービスをcameranブランドで統一し始めているようです。

cameranブランドの展開を見ると、「加工する」、「整理する」、「シェアする」という写真に必要な機能をアプリごとに特化させ、cameranブランド全体で女子スマホユーザーを囲い込もうとしている感じなのでしょうか。

抱えたユーザーにECで買い物してもらうのか、アプリ内で使えるアイテムを買ってもらうのか、何をしようとしているのか今のところ分かりませんが、同質のユーザーを大量に抱え込むことでリクルートが得られるビジネス的なメリットは大きそうです。

リクルートも然りですが、最近はLINEやサイバーエージェントのように、ブランド化されたサービスでユーザーを囲うアプリが増えてきたなーと思っています。そろそろアプリのビジネスも大企業中心になってきてしまっているのかな、なんて思うと少し寂しくなったり。

スマホアプリは大手有利の時代【湯川】

この記事を読んで、結構共感してしまったんですよね・・・。


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