ネット系新規事業の立上げスピードが重要視される2つの理由


新規事業はスピードがなにより大事だと思う

photo credit: opensourceway via photopin cc

全くゼロからアイディアが生まれてくることはほとんどなくて、アイディアは既存の要素の組み合わせや、切り口を変えることで生まれてくるものだと考えている派です。

同時期に同じようなWEBサービスやアプリがポコポコ出現してくるのは、その時代の文脈だったり、テクノロジーの転換点から連想することがみんな同じだったりするからかなぁと。どんなに優れたアイディアを思いついたとしても、同じことを考えている人は世界に100人はいるはず。

すぐに実現に向けて走り出さないと、戦う前から不利な状況に陥ってしまう可能性があります。そのアイディアを思いついた時点から競争が始まっているのだから。

ということでネット系新規事業立上げにおいて、スピードがなにより重要だと思う理由を2つ考えてみました。

スピードが大事な理由その1:メディアへの露出

photo credit: streetwrk.com via photopin cc

メディアの種類によって事情は異なるかもしれませんが、特にネット系のメディアは独自の情報を誰よりも早く読者に伝えたいと思っています。自分たちがリリースしようとしているものに類似しているサービスが先にメディアに取り上げられてしまうと、せっかく作ったサービスの認知度を上げる機会を失ってしまうことになるかもしれません。

サービスのリリースはゴールではなく、スタートです。スモールな状態で市場に投入してユーザーの反応を見ながら機能を拡張していくリーンスタートアップ的手法が最近のトレンドですが、リリース初期段階にある程度のユーザーが獲得できないと、改善に必要なデータも集まりません。

スピードが大事な理由その2:ユーザーのスイッチングコスト

photo credit: derekGavey via photopin cc

Facebookに変わる新しいサービスが出現したからといって、今すぐ乗り換える人はそれほど多くはないはずです。それは今使っているFacebookには友達もたくさん登録されているし、今まで投稿してきたコンテンツがたまっているから。通常、サービスを使えば使うほど他に乗り換えるのは難しくなります。

自分たちがリリースしようとしているものに類似しているサービスの先行期間が長くなればなるほど、その間にユーザーはコンテンツやソーシャルグラフを構築してしまうため、自分たちのサービスが入り込む隙間がどんどん小さくなります。

アイディアは実行して初めて価値を生む

よく、「アイディアに価値はない」と言われていますが、僕もそれには同意です。ある程度のインプットの量があれば、アイディアだけは誰にでも出せます。アイディアを形にしていくプロセスこそ実力が問われますし、プロダクトになって初めて価値を生み出すものだと思っています。

昔は「スピードよりも中身が大事でしょ」なんて思っていましたが、そもそもスピードがないと埋もれてしまうことを何度も経験したのでこの記事を書いてみました。



Similar Posts: